昇華転写プリントとは


気化した化学繊維の分子構造の中にまで入り込み染色する方法で、

シルク印刷とは全く異なる印刷技術ですので写真やイラスト、グラデーションを鮮やかに再現できます。

 

昇華転写プリント

ポリエステル素材専用の昇華染料を使用し

インクジェットプリンタによって転写紙にデザインを

印字します。

昇華転写プリント

印字された転写紙とプリントしたいポリエステル素材の布とを重ねて、

熱ローラーで加熱・プレスしプリントします。

 

加熱することにより、転写紙に印字されているインクが気化。

ポリエステルに小さな隙間ができ、その隙間に気化したインクが定着し、

密着させた布に染色することができます。

昇華転写プリントのメリット

■製版を必要としないプリント

シルク印刷と違い、製版が必要ないので版代がかからず、色数を考えることなく価格を抑えることができます。

製版工程を省けるため、受注から納品までがスピーディーで、必要な時に必要な数量で生産(オンデマンド印刷)が可能。1枚からという小ロットのオーダーにも即対応ができます。

■発色がキレイで性能を損なわない
布に直接染みこむようにプリントするため、伸縮素材などの布の特性を邪魔せず、染め物のような柔らかさが実現できます。また、シルク印刷では表現が難しいグラデーションやフルカラーでのプリントも高発色・高画質を実現。写真やイラストも鮮やかに表現できます。

■洗濯堅牢度5級

水や雨などに強く耐候性に優れているため、のぼりやのれんなど屋外広告に最適です。

もちろん洗濯もできるので、ハッピなどの衣類にもできます。

昇華転写プリントのデメリット

■金・銀・蛍光などの特色には対応しておりません

昇華転写のインクで対応できるCMYKの4色で表現できる色以外の対応はできかねます。

ただ、昇華転写は鮮やかな発色が可能ですので色(ピンクなど)や使う布(サテン)によっては光の反射などで特色に近い表現ができる場合もございます。

■熱による色落ち・色移りにご注意ください

昇華転写プリントは、熱を利用して布にプリントするため、アイロンや乾燥機の熱に非常に弱いです。

昇華転写で染めた色は再度、熱を加える事により「再昇華」が発生し、熱を加えた部分が色落ちする場合がございます。また、乾燥機などで他のポリエステル素材の布を一緒にすることにより他の布への色移りなどが発生する可能性がありますので、基本的にアイロンや乾燥機を避けていただければと思います。(シワなどが気になりアイロンを使用したい場合は低温で当て布をしてご利用ください。)